アクセラスポーツの実燃費②（詳細・条件別）

前回の記事で、アクセラスポーツの過去1年間の実燃費について公表しました。

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先述した通り、過去1年間の平均燃費は17.0km/Lでした。

今回はより細かな分析を行っていきたいと思います。

■月別の平均燃費

季節ごとに燃費の変化を調べるために、月別の平均燃費を算出しました。

平均が17.0km/Lなので、それを下回っている月のほうが多い印象です。

特に7月、8月の燃費が悪いといえます。

エアコンのせいでしょうか？実際に計算してみました。

■エアコン使用の有無と平均燃費

※エアコンの使用は、以下のように想定しています。

　主になし：4月～6月、10～11月　→実燃費：17.24 km/L

　主に暖房：12月～3月　　　　　  →実燃費：17.00 km/L

　主に冷房：7月～9月　　　　　　→実燃費：16.64 km/L

やはり、エアコンを使う時期の燃費が悪いという結果になりました。

意外と知らない方が多いのですが、車の構造的に暖房は燃費に影響しません。（ハイブリッド車は除く）

暖房はエンジンの熱を車内に取り込んでいるだけなので、余計な電力は使わないのです。ですので、燃費に影響を与えません。（ハイブリッド車はエンジンとモーターの両方で走りますが、暖房をつけると熱を発生させるためにエンジンを使用する割合が高まるので燃費に影響を与えます）

しかし、上のグラフでは「主になし」より「主に暖房」のほうが燃費が悪く見えます。

ですが17.2と17.0なので、誤差範囲だと考えています。

又は、それ以外の要因としてタイヤの影響があるかもしれません。

そこで、

■タイヤ別の実燃費

　サマータイヤ　　　　→実燃費：17.25 km/L

　スタッドレスタイヤ　→実燃費：16.58 km/L

明らかにスタッドレスタイヤ使用時期のほうが燃費が悪いです。

一つ前のグラフで、暖房使用時期に燃費が悪かったのは、スタッドレスタイヤを履いていたことが原因とも考えられます。

■高速道路使用の有無による実燃費

　一般道のみ　　→実燃費：17.27 km/L

　高速道路使用　→実燃費：16.00 km/L

高速道路を使用すると燃費が悪くなるという結果が得られました。

私も最初は意外でしたが、実際にマツコネに表示される燃費も高速道路走行時では明らかに悪くなるので間違いないです。

マツコネに表示される瞬間燃費では、時速６０～７０キロが最も燃費が良く、８０キロを超えると燃費が悪くなります。

一般的には高速道路のほうが燃費が伸びるとされるので、ちょっと信じられないですよね。

そこで、多方面から分析を行いました。

■高速道路使用の有無とタイヤの種類

■高速道路使用の有無とエアコンの使用

このように、いずれの条件でも高速道路を走行したほうが燃費が悪くなっています。

1500ccなのでパワーがないことが原因かもしれません。2000cc又はディーゼルにすればよかったと後悔したポイントです。

※ルーフボックスを乗せているために空気抵抗が大きくなることが原因かもしれませんが、空気抵抗でここまでの差が出るのでしょうか？

最後にまとめです。

≪燃費が悪くなる原因≫

・冷房使用時

・スタッドレスタイヤ使用時

・高速道路使用時

・ルーフボックスの空気抵抗

冷房は必ず使用すると思いますが、「スタッドレスタイヤは使わない」「高速道路には乗らない」「ルーフボックスはつけない」場合は、17.0/Lよりも燃費を伸ばせる可能性があります。

とはいえ、アクセラスポーツの実際燃費 17.0/L は立派だと思います。

年間走行距離を1万キロ、ガソリン単価を140円と仮定して、燃費が変わると年間のガソリン代がどのように変わるかを考察しました。

ファミリーカーとして選ばれることが多いワンボックスカーだと、実燃費 10km/L はザラです。その場合と比べると、アクセラスポーツをファミリーカーにすると年間で57,647円、10年で576,470円のガソリン代が節約できます。

※私の場合1年で2万キロ乗りますので、10年で1,152,940円の節約です。

子供が小さい頃の最初のファミリーカーとして、アクセラスポーツという選択肢は一考の価値があると思います。

特に走行距離が長い人にはオススメです。

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